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93)元旦宗谷岬ツーリング2011_20) |
ウトナイ湖ではバスから降りたアジアからの観光客が靴に滑り止めを着けていました。 |
ウトナイ湖は面白い |
雪や氷に不慣れな彼らは殆どが靴に滑り止めを着けて歩いていました。そして湖畔に積もった雪で楽しそうに遊んでいました。ここは新千歳空港から程近いので、飛行機の時間調整にはもってこいの場所なのかもしれません。
苫小牧市のウトナイ湖は観察対象として面白い。特に道の駅が出来てからのここ数年は特に面白い。無許可の餌販売の男性について度々テレビで放映されたり、野鳥への餌やりについて新聞に掲載されるなど何かと注目されてきました。ここでは自然と人の関わり方についての縮図を見る事ができます。
かつてはこの場所に苫小牧市の第三セクターが運営する観光施設があり、湖畔には無人の餌販売箱が二箇所設置されており、誰でも自由に野鳥への餌やりを楽しむ事ができる場所でした。それは野鳥とのふれあいの出来る湖としての宣伝をして集客を狙ったものと推測されます。
しかし数年前第三セクターの運営する観光施設は取り壊され、代わりに更に湖に近い場所の木々を広く伐採して「道の駅ウトナイ湖」が建設されました。そのあたりから状況が一変します。
一変した内容は長くなるので割愛して、現在の状況としては、餌やりを完全に禁止して柵を作った事で、野鳥が餌を貰いに駐車場を歩き回る状態になっています。これでは単に道の駅のトイレを使いに車で立ち寄っただけで、野鳥の糞を踏みつけた靴で車に乗り込み、フロアーマットに擦り付け、暖房で乾燥して車内に飛散した粒子を搭乗者全員で吸引してしまう可能性が出てきます。
さてこの状況がどうなるか?観察はまだ続きます。 |
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アジアからの観光客 |
開き直りの餌売り場 |
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外国語の警告板 |
日本語の警告板 |
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湖面を覆う氷 |
羽を傷めたハクチョウ |
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羽を痛めて飛べないハクチョウ |
羽が折れ曲がったハクチョウ |
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1月末立ち入り禁止になる |
2月始餌売り場も撤去された |
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目の細かい網で仕切った境界線 |
餌を貰いに駐車場に飛んで来た |
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