1)
屋台の向かいの邪魔にならない場所で一夜を明かして目覚めると昨日の屋台のおばちゃんが「機用に寝るものだね」と道を挟んで話し掛けられた。鳥がとまり木の上で寝るように、バイクの上で寝ている姿をずっと観察されていたらしい、
夜の屋台はオールナイト営業で朝方撤収されるもの、その逆の朝の屋台もあるという、そうして土佐城の城下で300年続いているという日曜に行う朝市の小型版の木曜市に行って朝飯を食べる事にする。 |
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2)
土佐城(高知城)下の木曜市、道路使用許可がうんぬんと、そんなシステムが出来る遥か以前よりこの地に根差していた朝市、早速バイクを停めてうろついてみる。 |
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3)
車道と歩道がしっかり区分されていて、広い歩道部分にうまく露店が調和している。もともと露店を設営する事を念頭に設計された歩道ではないかと思うほど違和感無く調和している。 |
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4)
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5)
香ばしい匂いに誘われて「うなぎの肝焼き」をいただく。醤油の焼ける匂いは空きっ腹には反則だと思う。 |
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6)
脂っこいものでお腹を満たしたあとは、さっぱりしたものが飲みたくなって、ゆず果汁100パーセントジュースを買うも、「こんなもん酸いて酸いて飲まれへん(酸っぱくて)」と店主談、普通の100パーセントジュースの感覚で今飲みたいけど飲める?って聞いた時には薦めていたのに、買った後で言うな!(笑)
個人経営の果汁園のオリジナルジュースで、体には良さそうであるものの、封を切ると暑さですぐに痛んでしまうのでは?との懸念からこの瓶はしばらく旅の道ずれになる。後日風呂上りに封を切ってそのまま一口飲んだが、倒れそうになった。いまだに思い出すだけで「パブロフの犬」状態である。 |
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7)
次に目に入ったのがこの露店、爽やか系の飲食物が並んでいて、その場で食べられるように暖簾の奥にテーブルと椅子が設えてある。 |
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8)
ところてん、冷やしそーめん、冷やしあめ?、ところてん、などなど今欲しいそれが並んでいます。冷やしあめって、水あめを水で溶いて冷やしたものとの事、 |
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9)
「レモン水」である。説明の必要もないと思いますが、なんとも素朴で懐かしい味わいに忘れていた子供の頃の記憶が蘇ります。 |
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10)
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11)
「ところてん」は味つけの種類あるとの事で、メニューのうちわを見せられる。左端の黒みつ味でと頼むと、「そんな甘くしてところてんたべる者は誰もおらん!」「そんな気持ち悪い食べ方せんと、、、」等々店主のおばちゃんと横にいた店の客共々から怒られるしまつ(笑)なんでやねん?
レモン水飲んだ後だったので、黒蜜のほの甘さがいいかな?とか思ったのだけど、郷に入らば郷に従えで、一番旨い味付けで、、、と頼みなおすと、、、 |
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12)
だし酢味のところてんになりました。
しょうがとねぎが薬味に乗っていてさっぱりつるつると何杯でも食べられる美味しさでした。・・さては黒みつのねたを切らしていたのかな? |
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