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12)バイクに乗って旅に出た2004夏_その四
 祖国の為に命を捧げる事を名誉とし、明るく命を散らせていった若者達が出撃前夜にしたためた「絶筆」を読むと涙が止まらない。死して潔しとする書き出しの裏にににじみ出る愛する家族への切ない思いは今も生きたかった思いを鮮烈に放っています。

 平和な時代に生まれ、自由を満喫出来る現状を今生の幸せと感じずにはいられません。
まだたったの60年前の出来事です。ここだけで1000人以上の命が無念の死を迎え海に散りました。
 戦争を忘れてはいけない、美化してはいけない、ありのままの現実をしっかり記憶に留めて置く事が大切だと思いました。

 *プロペラの写真は別の機会に、鹿児島から屋久島に向かう機上から眼下の大型船舶を写した写真です。
 
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