ミスターバイク誌1999年9月号掲載記事 | |
|
|
「男のジャーナル」 バイクは命のリアクションだ |
|
その瞬間は突然やってきた。 真正面、ナンバープレートの位置に魚雷1号命中。 やつは、上層部にコネをもった札付きだった、しかし、こちらには命中を免れた魚雷2号と3号とレンズの目が現場を押さえていた。口をぬぐってすずしい顔を決め込もうとしていたやつとその組織は狼狽した。 が、しかし、組織のネットワークは素晴らしかった、やつは軽くげんこつはられたくらいのダメージですんでいる。チャンスがあればこん身の※ライダーキックをお見舞いしてやりたい所だが、
やつと、その一味が注入してくる汚い悪意はどんどんたまっていき、ついには溢れかえって窒息寸前になっていた、そのときに、気がつくと周りにやさしい気持ちを向けてくれている人たちの存在がありました。きれいな善意はきたない悪意よりも強く、心は中和されていき、心がいい状態になると身体もいい状態に向かいました。 人の悪意によってダメージを受け、人の善意によってそれを回復するという心のしくみの謎が解けて、人が向けてくれる気持ちの暖かさを感じ取るために心を閉めてはいけない。たとえ雨でも、風でも、吹雪でも、アクセル全開心も全開で前進するのが目指すバイク乗りの姿、と、いうわけで、 このたび理解されずに苦しむ弱い立場におかれている人たちを応援する気持ちを、全国に配って廻るという企画に縁あって参加させてもらうことになりました。 |
|
(パンフレットより抜粋) 私達はこの時期だからこそ仲間として、患者や家族に、「勇気を持って飛び出せ、国の難病対策の流れを変えよう」と、全国の仲間達を訪ね、そして、47都道府県知事を訪問し、要望書を渡し、寄せ書きを貰いに走ります。 |
|
マラソンランナーは、澤本和雄。そして私はサポート伴走ライダーとして、4ヶ月かけてアフリカツインで日本中を廻ります。見かけたらリアクションして下さい。
3つ目のタイマーは、命そのもののカウントダウン、自分は少しけずってしまったが、みんなもそれに早く気づいて大切に使って貰いたい。 |
|
平成11年9月10日(モーターマガジン社)発行ミスターバイク誌9月号72ページ掲載 |
ミスターバイク誌1999年9月号掲載記事 |
|
10月号の記事に進む・・・・・ | |
資料室に戻る | |
下の写真をクリックしても資料室に戻ります | |
![]() |