小鳥室2022 |
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シジュウカラ訪問 46日目 |
07時21分 激しい降雪 |
動画2分6秒 7MB(mp4形式)
https://shingo.ne.jp/04kotori/2022/0222/
2022_0222_070743_072116_2m6s_7mb_480p9.mp4 |
08時24分 吹き込む暴風雪 |
動画2分6秒 7MB(mp4形式)
https://shingo.ne.jp/04kotori/2022/0222/
2022_0222_081347_082446_52s_6mb_480p9.mp4 |
雪に埋もれる寸前の巣箱 |
この冬札幌は一気に積もる雪に埋もれていて、設置高さの低い巣箱は地表に近すぎて営巣に不向きと判断されていると思われます。
小鳥達はこの巣箱の状態では入居対象外として中を覗かないのでは?
これは気温の低い日が続き、降り積もった雪が解凍されず、新鮮な体積のまま冷凍保存されて積み上がっているようなものです。(気温が上がると半解凍されて自重で圧縮され嵩が減る)
大雪によって餌の確保が厳しく、冬を乗り切る事に必死で営巣の内覧どころではないのかもしれません。
そんなこともあり、小鳥たちに餌の援助と考えて窓辺にヒマワリを置いて与えていました。ところが積雪多すぎて窓辺を超えてヒマワリが雪に埋もれる状態になりました。
小鳥たちは少しくらいの積雪なら嘴で雪を掘り返してヒマワリを持っていきますが、今回は完全にアウトな埋もれ方です。
困ったものだとガラス越しに眺めていると、モゾモゾ雪が動き始め、ひょっこりと新たな客人「エゾアカネズミ」が登場しました。 |
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動画1分27秒 7MB(mp4形式)※無音
https://shingo.ne.jp/04kotori/2022/0222/
2022_0222_R0017143_1m27s_7mb_480p9.mp4 |
エゾアカネズミは冬季間は雪洞を掘って暮らしているようで、窓辺に掘られた雪洞は、まるでアリの巣を観察するための透明アクリルの飼育ケースを見ているような、良好な観察環境になりました。
エゾアカネズミは始めガラスごしに設置されたカメラを警戒するそぶりをみせましたが、すぐに慣れたのか堂々とヒマワリをもっていくようになりました。
ネズミは一度餌にありつくとそれを記憶するはずなので、窓枠に届く程の大雪の日には窓辺のヒマワリでエゾアカネズミの観察ができそうです。 |
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20〜23日にかけて積雪合計45p |
20日から22日にかけて札幌の降雪量が45p(10+23+12)に達しました。これにより札幌駅発着の列車はほぼ運休、千歳空港と結ぶ便も線路の除雪が間に合わずすべて運休、これにより千歳空港に到着した人々が滞留、その数最大値4000人とも、うち660人が空港廊下等に雑魚寝して一夜を明かす事になりましたとの報道
千歳市は観測開始以来の記録的大雪になり、他にも北海道内でふだんあまり雪が多くない所での大雪に大きな混乱になりました。
しかし、冬は雪洞を掘って暮らしているエゾアカネズミにとって大雪はあまり影響が無いのかもしれません。猛吹雪でも暴風でも極寒でも雪洞の中は無風無音の零度前後の環境です。
人間の遠い先祖もそうして生き残ってきたのだろうか?そんなことを考えさせられる大雪の訪問者
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2022年2月22日 |
気象庁ホームページ 過去の気象データ検索(日ごとの値)参照 |
天気概況 |
昼(06:00〜18:00)雪、あられを伴う |
夜(18:00〜翌日06:00)雪、あられを伴う |
降水量 |
最低〜最高気温 |
平均〜最大風速 |
日照時間 |
19.5mm |
-3.6〜-0.9℃ |
6.5〜10.8m/s |
0.5h |
1h最大5.5mm
10分最大1.0mm |
平均-2.4℃
湿度82% |
最大瞬間風速
北西19.0m/s |
降雪12cm
積雪深124cm |
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