2005の蕎麦畑 | |
雪解けが遅かった今シーズンも6月の好天続きのお蔭で 無事種蒔きの時期を迎えました。 |
|
昨年よりやや遅めの種蒔きになりました。手で刈り取り易いようにレーキで筋堀していきます。 昨年は台風にやられて収穫期の熟した蕎麦の実がかなり落ちてしまいました。 そこで落ちずに残された実が熟すまでやや時間をおいて一本一本手で掴み取って収穫しました。 超手間のかかる作業をしていて、効率的に種蒔きしていない部分のほうが台風の被害を免れているという事に気付きました。 |
|
深く掘りすぎた部分や、強く踏み固めてしまった場所や、2重蒔きしてしまって密度の濃すぎる部分とか、巻く時期が遅すぎた畑とか、通常は失敗になるはずの畑の方が台風被害を免れているのです。 今回も半分筋掘りで蒔いて半分は直蒔きしました。どちらが収穫量が多いかは秋にわかります。 蕎麦を打つ時の手の中で蕎麦粉が集まり始める感触を思い出しつつ、一度握りしめて願いを込めてから蒔いていきます。 |
|
一週間程度先に蒔かれた蕎麦はすでに芽吹いています。 今年は参加者が増えた分、収穫期は賑やかになる事でしょう、 昨年導入された大きな石臼もバリバリ活躍して、子供用の小さな石臼もパリパリ活躍する事でしょう。 今年は「蕎麦を打って食べる」以外の蕎麦の食し方も研究したいと思います。 遊びで畑が持てる事に感謝しつつ、実りの秋に期待します。 |
|
蕎麦畑管理人の「玉三郎君」です。ふだんは猫を被っていますが、背中のジッパーを開くと人が出てきます。 人に捨てられ心荒み、人に拾われ心開く、というような杉良太郎の歌のような人生を歩む「玉三郎」 |
|
なましば通信に戻る | |
下の写真をクリックしても戻ります | |