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4-1)蝦夷鹿の話(その四)
どうして蝦夷鹿はキャンプ場で暮らすのでしょう?
 
 自然保護と人々の暮らし、そのバランス点を探る中でいろいろな要素が絡み合って今の状態があります。
 このキャンプ場の周りはヒグマの生息地です。 基本的に北海道全域がヒグマの生息域ですが、ここでは事情があって特にヒグマの人口密度が高いのです。そのため人と接触する可能性が高く、毎年のように人里に現れたヒグマがハンターに撃たれる事態が発生しています。
キャンプ場受付に掲げられた注意看板
 
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