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 かつて北海道が蝦夷(えぞ)と呼ばれていた頃は、現在と比較にならない程の羆が生息していました。 その大自然の中で先住民族であるアイヌの人達が暮らしていました。狩猟民族であるアイヌの人達は、天空の神々がそれぞれ動物に姿を変えてアイヌに恵みを与えてくれているという考え方をしていたようです。

 羆はアイヌに肉を与えてくれる神様の化身という位置付けです。アイヌに恵みをもたらした良い羆は手厚く歓迎され儀式によって神の国に帰るのです。逆にアイヌに危害を加えた悪い羆は儀式をしてもらえずに神の国に帰る事が出来ないのです。
 
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