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4)_札幌国際スキーマラソン_2008
 この大会を遅い参加者の立場で見続けてきましたが、昔から構造的問題があるように見えます。それは50Km競技と25km競技のコースが途中まで同じであるという事に起因する一連の事象です。

 まず50Km競技スタートの20分後に25km競技の選手がスタートする所からそれは始まります。25km競技の先頭集団が50kmの最後尾集団に追いつき、追い抜きにかかります。

 先頭集団のエリート選手達は、優れた身体能力を持ち、右に左に上手に遅い選手を追い抜いていきます。彼らは全力を出すべき勝負処まで力を温存していて、混雑の中では決して無理はしません。

 ところがエリート選手では無く、完走マイペースの選手でも無いカテゴリーの選手達が追いついてくると危ない事が起こります。彼らの一部は遅い選手達を無理やり抜いていくのです。(技術的にもマズく配慮のない抜き方)それによって接触転倒といった事故が発生してしまいます。
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