続_湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会_2008
おまけ 
冬の使者 
翌日は暴風雪一過抜けるような青空が広がりました。 

1)
 体重が10kg近くあるオオハクチョウが空を飛ぶ姿は迫力があります。上空を優雅に旋回してから凍っている湖の開いている水面目掛けて一気に急降下してきます。激しい風切り音が澄んだ青空に響きます。

2)
 暴風雪を乗り切った白鳥達は全身を使って喜びを表します。この二羽はつがいのようで、向き合って雄が雌に向かって何かを叫んでいます。雌は静かにそれを聞いています。雄はつがいである証しを相手と群れの皆に宣言しているようです。傍にエサをついばむ子供達がいます。

 たぶん白鳥の言葉で、思いっきり!
ぁぁぁ〜」
と叫んでいるものと思われます(笑)

 周囲を観察していると湖のあちこちで、それぞれにつがいが向かい合い、競い合うかのように声を張り上げています。単なる挨拶にしては激しすぎるので、何らかの意味があってやっている事だと思います。

 野生動物の行動には合理的な理由があるはずです。白鳥は良く通る声をもっていて、人と同じく目と耳でコミニュケーションをする高度な生き物です。言葉が解ればきっと面白い話が聞けるでしょうね、

3)
昨日の嵐で大きな動きを見せた根室標津海峡の流氷 

4)
昨日の嵐によって流氷が離れています。 

5)
展望台より望む羅臼町、港に入った流氷が流れ出しています。 

6)
ヒカリコケの洞窟も氷で覆われています。 

7)
 雪化粧の国後島が夕日に染まりました。

 歩いて行けそうなほど近くにあるのに途方も無く遠い島、北海道と国後島は最短距離で約16Kmしかありません本州と北海道は最短距離で約19Kmです。
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