丘の上でバイク仲間と宴会開始、ニシオポッケ村産の鹿肉缶積を肴にオリオンビールが美味い。スペシャルどぶろくもよく冷えて爽やかにうまい。
風も無く穏やかな年越し、バイクの数が増えている。自転車の数も、テントの数も、車内泊の車の数も、一気に増えている。
無責任な考えだが、人が減っていなくなるより、増えた方がいい。当然トラブルも増えるだろう。困るから考える、困るから助け合う、厳しいからやさしく、寒いからあったかい。北海道はそういう土地だと思っている。
そのうちシビアなトラブルや事故も起こるだろう、自分も含めて、現代人は便利や快適に慣れ過ぎていると思う。
「生きる」には様々なリスクが付きまとう。たまたま自分が乗った飛行機がミサイルで撃墜されたら人生終了だ。その慰霊碑が丘の上で墜落現場を指している。
ドカンと地震がきてザブンと津波が来て2万人亡くなってしまった。大きな地震が来たら高台に避難する。奥尻地震では数分で津波が到達して多数の犠牲者を出している。
2014年は、また民間旅客機がミサイルで撃墜されてしまった。山では綺麗な紅葉を見ながらお弁当を食べていた人達に向かって、山が爆発して多数の方々の命を奪ってしまった年だった。
年を越せる事、生きている事実を見つめなおす。自分にとっての宗谷岬はそういう場所 |
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