元旦宗谷岬ツーリング2019_凍った高速道路の写真
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合流の轍 札幌市街 高速道路
年末に向けて連続して寒気が入り良い雪が一気に降り積もった。融雪剤を蒔かない路面は綺麗な圧雪路になってる 厚い圧雪路面 裏道の走行トレーニングが楽しい 高速道路も自然な圧雪アイスバーン混在路面になっていた 12月30日
元旦宗谷岬ツーリング2019_更地に家が建ち始めている益城市街の写真
益城町 県道28号
地震からほぼ二年経過した街並みには家が建ち始めていた
ブラックアウト
熟睡中に地震が来た!ただ事ではない揺れに飛び起きた 未だ暗い午前3時、スイッチ入れるも電気は点かない、枕もとのマグライトを点けて窓から家の周囲を確認する。思わずそんな行動に出る程の大きな揺れだった。周囲、室内異常無し、水は出る、まず確保 トランジスタラジオをつけると震源は遠い震度6 ここは海抜的に津波は来ない とりあえずライトを消して寝る
朝になってカーナビテレビを点けると恐るべき光景が映し出された。中継ヘリが見渡す全域に無数の土砂崩れが起きて民家が巻き込まれている。多数の犠牲者を出す大惨事だった。

そして北海道全域が停電している 北海道全体の電力の半分を供給している一番大きな発電所がやられた なんとそれは震源地に建っていた トラブルの状況から停電はしばらく続くと思われた

さてどうする? 水は出る、ガスはプロパンで使える、ホームタンクに灯油はあるも給湯器もストーブも動かない 米はあるガスで炊いて冷蔵庫の中身でしばらくは凌げる 缶詰めもレトルトカレーも登山用保存食料もいろいろある 古くなっても捨てられなくてとってあるのが相当ある

ライトにランタン、コンロにコッヘル、テントマットに寝袋と、こんなときは山ほどのキャンプ用具が心強い

車の燃料は半分以上は残ってる300kは走れるはずだ、バイクの燃料は少ない半分も無いか?満タンで200kちょい走ってるから残は10リットル無いくらい?それでもキャンプ用のガソリンコンロやガソリンランタンが使える

トランジスターラジオは単三2本使用の小型のが2台ある一台は短波も入る アルカリ単三電池は古いの含めて4×3パックはある 充電済みのニッケル水素電池も多数、ストロボやラジコンからかき集めれば古くてもラジオには使える

発電所のトラブルが蒸気タービンの軸受けから煙が出て停止したとの報道を見て復旧が容易でない事は想像がついた 具体的な情報が得られる事で先を考えて行動できる 

逆に「情報が無い」「何が起こっているのかわからない」という状態は漠然とした不安や恐怖心を増幅させて、パニックを起こすとかの要因になるのだろう

災害時にはまずは電気が止まるものとして 電池作動のラジオとテレビを備える事が重要だと再認識した 家の電気が点かない 町の明かりが点かない 信号も点かない 鉄道も地下鉄もバスも飛行機も交通機関は止まり 食料等物流も止まり、医療、消防、治安も怪しくなる

まずは「それぞれが」数日間は自宅待機出来る備えが必要になる 災害の度に聞く災害の備えについて考える機会になりました
元旦宗谷岬ツーリング2019_自動車バッテリーを室内で使っている写真
車のバッテリーが活躍した
キャンプ用の蛍光灯ランタンとカーナビテレビが活躍した 電源は自動車のバッテリー それは前年交換した古いやつを廃棄せずに保管していたもの。特に震災に備えていたという事では無い 未だ半分位は能力の残ったバッテリーを廃棄するのはもったいないので 回復充電の実験をして保管していたものだった
元旦宗谷岬ツーリング2019_バッテリー二個と繋いだテレビとランタンの写真 元旦宗谷岬ツーリング2019_ガス式携帯半田ごての写真
バッテリーの型番は「125D25R」×2個 残存電力を20パーセントと低く見積もっても 一週間くらいはテレビで情報が取れるはず 車に積んで配線すれば移動中に補充電も出来る 最悪さらに停電長引けば緊急避難として灯油タンクの200リットルを燃料に使う手もある

電気を使わないガス式の携帯用半田こても活躍した 蛍光灯ランタンの配線端子を作り カーナビ電源の配線を作り、バッテリーを車の荷台に積んで充電するためにテーブルタップを材料に長い配線を作るつもりでいた

平時にブラックアウトが起こるとは全く思っていませんでした。 電気が復旧した瞬間、回復できるブラックアウトでほんとに良かったと感じました
ブラックアウト明けもしばらく節電が続いた
元旦宗谷岬ツーリング2019_再開したホワイトイルミネーションの写真
節電明けの札幌大通り公園のホワイトイルミネーション
好きに電気が使える幸せ
元旦宗谷岬ツーリング2019_札幌地下街 小鳥の広場の写真
大通り公園の地下街の一角 「小鳥の広場」
元旦宗谷岬ツーリング2019_カーテンで閉まった小鳥の飼育室を覗いている写真
「小鳥のひろば」16〜20羽のセキセイインコが暮らしている
停電の時はどうしていたのだろう?
元旦宗谷岬ツーリング2019_セキセイインコのピースケの写真
ピースケ♂
セキセイインコのピースケ♂と暮らしています もし住居が壊れて住めない状態になったとしたら、ペット連れでは避難所には入れません。ピースケと車中避難ができるように車の常備品にピースケセットを追加しました 移動用の小さな鳥かごに入れて一緒に車中泊避難します
ピースケはミドルネーム「餃子」といいます でもギョウザのザの発音が苦手らしく何度教えても「ギョージ」とか「ギョージャ」といいます もし迷い鳥が飛んできて「ピースケ ギョージャ」と名乗ったら それはうちのピースケです。 後日お礼を持って迎えにいきますので保護をおねがいします。

ピースケは食卓に並ぶものは肉や魚とか動物質と油物以外はほとんど食べることが出来ます。ごはん、そば、うどん、ラーメン、パスタ、パン、餅、野菜全般、キュウリと水菜が好物、もちろん餃子の皮も喜んで食べます。甘いお菓子も好きですがあげないでください。

ゴミ箱を漁る等の悪さをしたときは、強く「ダメ」と叱ると効果があります。ティッシュペーパーを齧りたがる癖があります。叱っても悪さを繰り返す時は「焼き入れるぞ」と強く叱って近付くと肩に飛び乗ってきて言い訳を始めるのでしばらく聞いてやると収まります。

人を噛まないようにがっちりしつけてありますが 恐怖を感じると噛んでしまうかもしれません もしもの時はよろしくおねがいします
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