小鳥室2014_2015 シジュウカラ日記 |
2014年5月23日 |
雛誕生 5日目 |
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05時40分撮影
母鳥と顔を並べて眠る雛 |
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フンの受け渡しに失敗する事もある |
父鳥が餌を持ってきた時に、巣の中に母鳥がいる場合は母鳥に渡してヒナへの配分を任せるようだ。それは母鳥の方がヒナとのコミュニケーションが密で餌の分配順番を把握しているという事なのかもしれない。
11羽のヒナ達は誕生日の開きが最大で前後3日間あり、其々に体格差がある。餌くれ!餌くれ!ピーピーピーと、アピールの大きい子に無計画に餌を与えていては、その体格差は益々広がり、全員同時に巣立ちを向かえる事は難しくなるのではないか?
運んでくる虫の大きさも大きくなっており、小さな子の口には多き過ぎる事もある。しかし育つ子から先に育てて、つまり食べる気満々でよく食べる子からどんどん育てて、巣立ち準備が整った順番に待機させて、バッチの子が仕上がった段階で全員一斉巣立ちなのか?今後の観察が楽しみだ。
母鳥は大きい子は大きい子なりに、小さい子には小さい子なりに11羽全員を分け隔て無く食べさせているように見える。
大きな幼虫を与える時は、大きな子に一気に全部与えるのではなく、まずは大きい子の口に入れてモグモグさせてから一度引き抜いて虫の向きを変えて切断面を下にして小さい子の口にいれてやる。
すると小さい子は丸呑みはできないまでも小さい口なりに先っぽだけでも噛み付いてモグモグする事で中身が絞りだされて食べることができる。
そうして小さい子何羽かに順番に中身を食べさせて、中身が抜けて細くなった虫を大きい子に丸飲みさせて終了になる。大きい子の噛む力を小さい子が食べやすくする手段・道具として使っているわけだ、まるでフードプロセッサーのように(笑)
親鳥は大きな虫を捕まえた時はヒナが食べやすいように、あるいは与えやすいように虫を加工してもってくる。鳥達は手が使えない分、様々な知恵や工夫を見せてくれる。 |
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そんな知恵者のシジュウカラも時に失敗する事がある。母鳥が給餌した直後のタイミングで父鳥が餌を持ってきて母鳥に渡して飛び去った。母鳥は別の子に給餌して最初に給餌さた子からフンを受け取って巣箱を離れた。後から給餌された子がフンを渡そうにも既に親は誰もいない。フンは巣の中に落ちてしまう。 |
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フンの受け渡しを失敗する 動画 37秒 |
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ク)動画へのリンク (wmv形式 5.8MB)
https://shingo.ne.jp/04kotori/014_sijyuukara/0523/2014_05_23d_37s_sijyu.wmv/ |
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ケ)動画へのリンク (m4v形式 4.4MB)
https://shingo.ne.jp/04kotori/014_sijyuukara/0523/2014_05_23d_37s_sijyu.m4v/ |
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*ク)とケ)は同じ動画です。ファイル形式だけが違います。お使いの機器で再生できる方を見てください。 |
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2014年5月23日 |
雛誕生 5日目 |
気象庁ホームページ 過去の気象データ検索(日ごとの値)参照 |
天気概況 |
昼(06:00〜18:00)快晴 |
夜(18:00〜翌日06:00)曇り一時晴れ、霧を伴う |
降水量 |
最低〜最高気温 |
平均〜最大風速 |
日照時間 |
--mm |
5.6〜13.3℃ |
2.8〜6.9m/s |
13.6h |
1h最大--mm
10m最大--mm |
平均9.2℃
湿度82% |
最大瞬間風速
南東8.4m/s |
降雪--cm
積雪深--cm |
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