1)
町内の学校の前に地名の説明看板がありました。
以下看板の転記です。
センポウシ・・・とは蝦夷(えぞ)語地名解によると「小魚いる所、鰊(にしん)多くいる所」とある。往時は鰊漁が盛んで地曳網(じびきあみ)でかなりの好漁をみせ湾一杯の鰊であったという。このほとんどが魚粕とされた。又当時の文化人による句会が仙鳳寺で催されたという記録もある。
・・・ここは昔から海の恵み豊かな漁場だったようです。 |
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2)
「釧路町難読地名板」なる看板です。
元々北海道の地名は先住民族のアイヌの人たちが付けた地名に漢字を当てたもが多いのですが、この地区は特に読み方が難しい地名が集っているようです。看板に表記された地名を書き出してみました。
仙鳳趾:せんぽうし 古番屋:フルバンヤ 別尺泊:ベツシャクドマリ 尻羽:シリッパ 去来牛:サルキウシ 知方学:チッポマナイ 老者舞:オシャマップ 分遺瀬:ワカチャラセ 賤向夫セキネップ 入境学:イコマナイ 初無敵:ソンテキ 冬窓床:フコマ 跡永賀:アトエカ 浦雲泊:ホントマリ 十町瀬:トマチセ 来止臥:キトウシ 幌内:ホロナイ 伏古:フシコ 昆布森:コンブモリ 城山:シロヤマ 宿徳内:シュクトクナイ 又飯時:マタイトキ 別保:ベッポ
・・・そのまま地名クイズが作れそうです(笑) |
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3)
まずは商店に入って、菓子を一つ買って情報収集です。「今夜食べる牡蠣が欲しいのですが、直接売ってくれる所はありませんか?」すると漁港で直売をしている漁師さんを紹介してくれました。さっそく仙鳳趾漁港に行ってみると・・・カラスが何かを奪い合って喧嘩をしていました。何だろう?と行って見ると凍った牡蠣がひとつ落ちていました。天気は良いものの気温はマイナス6度です。身の締まった牡蠣にありつけそうな予感がします! |
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4)
漁港には牡蠣の直売所がありました。水槽には美味そうな牡蠣が沢山います。他にも大きなホッキ貝やカラス貝、ホヤ、ちびウニ等いろいろと海の生き物達がいました。 |
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5)
発砲スチロールの魚箱に一杯牡蠣を買いました。たまたま海が荒れた時に打ちあがったホッキ貝もいただきました。直売所は朝から昼頃までやっているそうです。また、人が居なくて閉まっている時は、窓越に見える店内の張り紙の所に電話すると、向かいの家からすぐきてくれるそうです。 |
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6)
国道44号線沿い別保(ベッポ)公園の中に仙鳳趾の牡蠣を使った料理の食べられる店がありました。どこにでもあるような国道脇の軽食コーナー的雰囲気の中に、思わず目が釘付けになる強力なメニューが並んでいました。
バイクツーリング中に寄るならここはお勧めです。 |
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7)
迷い迷って牡蠣そばをいただきました。牡蠣のだしが利いた汁と蕎麦がよく合います。小ぶりな牡蠣も数個まるごと入っています。美味しくてあっというまに完食してしまいました。
他に蒸し牡蠣を発注して自分でトッピングして牡蠣を増量すればオリジナルスペシャル牡蠣蕎麦を作ることもできます。 |
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8)
蒸し牡蠣もダブルで発注しました。目の前で店の方が水槽から牡蠣を取り出して電子レンジで作る簡単メニューです。作り方を教えていただきました。
あ)牡蠣を殻ごと電子レンジ対応の深い皿に入れて蓋をするかラップを掛けま。100円ショップで売っているレンジで焼き蕎麦を作る容器が使いやすいそうです。
い)牡蠣一個あたり1分を目安にレンジで加熱します。
う)熱が通ったら口を開けた貝の隙間からナイフ等で貝柱を外して貝を開けていただきます。
*旨い日本酒が一升あれば、30個くらいはペロリと食べてしまいそうな勢いで旨いです!
生で牡蠣を開ける時は、貝の端をペンチ等で挟んで少し欠けさせて隙間を作ってから作業すると開けやすいです。ここでは牡蠣を剥く専用ナイフ(刃が付いてない)も売られていました。使ってみるととても使いやすく綺麗に安全に貝を開く事が出来ます。力の強い大きなホッキ貝も簡単に貝柱を外して開ける事が出来ました。とても優れた専用工具です。バイクの工具箱に装備する事にしました。 |
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9)
奥の水槽で仙鳳趾の牡蠣が売られています。魚箱も在り、持ち帰りも地方発送もOKです。殻付きの牡蠣を買ったら安全に殻を開けるために貝剥き工具も買っておいたほうが良いと思います。 |
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10)
ここでは釧路町指定のゴミ袋も販売しています。牡蠣を買って野外で食べる時は、各市町村指定のゴミ袋を買って正しく後始末をします。 |
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