おまけの東北ツーリング(その五)
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朝、バイクに掛けたカバーは夜露が凍ってバキバキになっていました。
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広い室内で快適な一夜を過ごしました。
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 キャンプ場の周囲を探索すると、落ち葉のじゅうたんが分厚く敷かれています。写真に収ようとカメラを構えると燃料タンクに秋空が入っていました。
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凍っている部分があるので朝のうちは慎重にバイクを走らせます。
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昨日入った歴史ある温泉
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岩手山を望む快走路
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6)
バイクが楽しいスカッ晴れ!遠く望むは盛岡市
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カーブを立ち上がると道の真ん中にタイヤの残骸が落ちていました。
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8)
 よく見るとタイヤはバラバラに破壊しています。空気圧不足、過大荷重、高速連続運転等の悪条件が揃うとタイヤは壊れてしまう事があります。

 タイヤは接地部分が加重により変形する事で衝撃や振動を吸収しています。転がる事でその変形部分がタイヤ全周に渡って均等に移動していきます。地面に押されて引っ込んで、放されて元に戻ってを繰り返します。

 ところが押されて引っ込んで、放されて元に戻るその前にまた押されてしまうと、タイヤ表面に不自然なしわが寄った状態になります。そのしわが発生する状態をスタンディングウエーブ現象といいます。

 これが起こるとタイヤは急速に発熱し、短時間のうちに破壊してしまいます。

 めったに起こりませんが、そうなるとタイヤはこのように破裂してしまいます。

 タイヤの空気圧は毎回毎回運転前の始業点検をきっちり行う事は法律上の建前ですが、少なくとも高速道路に入る前にはタイヤの点検をしておかないと、高速走行中にタイヤが破裂したら重大事故に繋がります。

 特にこのような、冬道で使用する事を前提に設計されたスタッドレスタイヤは、氷点下でも柔軟性を保つようにソフトに作られているので、夏タイヤに比較して、高温、高負荷、高速走行には強くありません。

 しかし、乗車前にいちいち全てのタイヤに測定器具をあてて空気圧を計るというのは現実的ではありません。実際には正常な状態のタイヤの潰れ具合を観察して覚えた上で、乗車前の目視点検を習慣にするだけで、タイヤの異常に気付く確立が上がります。

 こんなものが道路の真ん中に落ちているとバイクにとっては脅威になるので路肩に除けて検証終わり。
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止まるのがもったいないので走りながら撮影です。これは熊池というらしい
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 空気が澄んで遠くまで見通しが利いています。稜線上を走るとまるで滑空している気分になります。
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 早朝の八幡平を存分に楽しんでから、次の目的地に向けて麓に降りると岩魚の塩焼きの看板が目に止まりました。
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 今火を起したばっかりで、食べられるようになるには、あと20分以上かかると言われて断念!
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 代わりにすぐに焼ける「みそたんぽ」をいただきました。「たんぽ」は、この地方が発祥だという「切りたんぽ」とはこれを切ったもの、もともとは保存食で、硬く焼いたものを美味しく食べる工夫として、切って鍋に入れるようになったという、

 もちもちした触感に焼き味噌が香ばしい、黙って5〜6本食べられそうだ。囲炉裏端でじっくり焼けば酒の肴も勤まりそうだ。
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隣のお店を覗いてみると美味そうなりんごがたくさん。
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 見ているとりんごを割って蜜が入っている所を食べさせてくれました。美味い!美味い!しかも安い!・・・さて困ったぞ、いくつ買って帰ろうかな?
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一箱全部買いました。
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 時間を掛けてりんごのパッキングがきっちり決まる頃、岩魚もきっちり焼き上がりました。八幡平の豊かな森の清流で、冬を越す為にたっぷり油を蓄えた元気な岩魚を想像しながら、かぶりつきます。ん旨い!肴を追い掛けるお酒がいない事がとても残念。飾り塩をなめて凌ぐ!

 ・・・実際は養殖だけど、(笑) それにしても値段の割りに形も大きいし味も良い、
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横着撮影で道端の草花
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 りんごが振動で動いて痛まないようにと、緩衝材とダンボールを使ってりんごの頭をやんわり押さえて積んであります。もしこれで転んだら・・・りんごコロコロ50個と一緒に道路を転がる事に(笑)。まるでサザエさんの漫画みたいな状態になっちゃうね、
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 発荷峠から十和田湖を望みます。 かつて学生の頃ここをキャンプ道具満載の自転車で越えた時には霧に覆われてその姿を見る事はできませんでした。
朝の八幡平で存分に遊んだので、以後は慎重にりんご運搬に徹するはずが、・・・あまり変わらない(笑) 走る事を楽しむ為に十和田湖周辺を走ります。
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