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平成18年元日は近所の神社に初詣しました。思い起こせば1988年から宗谷岬や宗谷岬に向かう途中の路上で走りながら迎えていた元日でした。
宗谷岬に立つチャンスは1月3日になってようやく訪れます。しかし仕事中の昼間は日が差す好天も夕方より下り坂、気象条件は悪く低気圧接近で吹雪の中、宗谷岬に向けて出発しました。 |
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2)
途中吹き溜まりを避けつつ進むもサロベツ原野のあたりの吹きさらしで、ついに進退窮まり、スノーシェルターに避難して吹雪が収まるのを待つ事態になりました。 |
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3)
吹雪の内陸部に比べて海岸部は雪が付かずに強風が吹き荒れています。路面は除雪車が削ったスケートリンクのようなツルツルピカピカ路面です。 |
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4)
午前5時過ぎに宗谷岬に到着しました。 自分にとって今日が元日。この瞬間から2006年のスタートです。この場所に来るたびに思うのは1999年の暑い夏に出会った人達の事・・・いつも応援しています! |
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5)
明け方まで退避していたスノーシェルターです。 猛吹雪の中でたどりついた剥き身のバイクにとってこの施設の有り難さは例えようがありません。 昨晩は奥の方の吹雪の吹き込まない場所でセンタースタンドを立てて、シートに座り前のめりにバイクに抱きつくようにして目を閉じました。
エンジンの温もりが伝わるような気がするだけで温かく感じ浅く転寝します。中にはトイレと公衆電話があります。基本的にスノーシェルターは人里離れた場所にあり、何の飾り気の無いコンクリートの建物ですが、最も北海道らしい施設の一つだと思います。 |
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